駅舎訪問報告 特別編

2018 9/6 川湯温泉駅で足止め



10時に川湯温泉駅に到着。
電気も水道もまだ復旧しない。
朝はネットにつながっていたスマホもいつのまにか圏外になり情報が得られず、列車の運行状況がどうなっているのか分からない。

併設の足湯を覗いてみるが・・・


断水のためか、お湯は冷たくなっていた。
駅前のトイレも断水のため閉鎖されている。

10時27分の列車が来るかも、と期待してホームに出てみるも時間を過ぎても列車はやってこない。やはり運休のようだ。


バスは走っているだろうと思い、11時発摩周行きのバスを待つが、やはりやってこない。

ここで携帯ラジオをもっていたことを思い出す。スマホ導入前によく聞いていたのがそのままリュックの中に残っていたのだ。当然、電池は切れていたので駅前の商店で購入。
そのラジオではじめて全道で終日停電、列車もバスも終日運休だということを知った。

のどが乾いたが、停電なのでジュースの自動販売機も使えない。目の前にジュースがあるのに買えないのはつらい。
しかし幸いにも駅前ある摩周湖の水をひいたという水飲み場が使えたので助かった。

午後2時を過ぎ、午前中は逆光だった駅舎も順光になった。
今日は釧路泊の予定だが、距離がありすぎて歩くのは無理、金額的にタクシーも無理。完全に足止めされてしてしまった。今晩どうするかいろいろ思案する。駅前の宿泊所に泊めてもらうか、温泉街までもどって泊めてもらうか、それとも駅寝するか・・・


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