駅舎訪問報告 特別編

2018 9/6 震災発生! 温泉街―硫黄山―川湯温泉―



夜中の3時半ごろ目が覚めた。電気をつけていたはずの広縁が真っ暗だったが「節電でもしているのかな」程度に思い、また寝た。
朝5時半ごろに目が覚め、トイレに行ったが電気がつかない。「きっと朝6時まで節電なんだ」と勝手に思い込み、たいして気にしなかった。

6時になり、風呂に入ろうと部屋を出ると廊下の電気がついておらずが暗い。エレベーターも動いていない。階段を使って1階に降りてみてもやはり電気はついていない。ここではじめておかしいと気づいた。
風呂には入れたようだが、入るのをやめ部屋に戻る。テレビも点かないので、スマホで確認すると、夜中に大きな地震が起きたらしい。
(※写真は前日に撮影したもの)

震源地からは距離があり、建物の被害もない。停電は一時的なものだろうとタカをくくっていたが、一向に復旧しない。そのうち水道も出なくなった。タンクが空になったのだろう。部屋に冷水が備え付けられていたので飲み水には困らなかった。この水でタオルを湿らせて顔を拭いた。

7時半に朝食会場へ。心配をよそに用意はされていた。ただし、いくらか制約はあったようで、コーヒーは準備できなかったようだ。


電気・水道ともそのうち復旧するだろうと思い、予定通り8時半にホテルをチェックアウト。軽く温泉街を散策。

温泉街に別れを告げ、歩いて次の目的地に向かう。

道路にも被害はない。

9時15分、硫黄山に到着。

しばらく観光。観光客はちらほら。観光バスでやってきた団体客もいた。
しかし、断水のため公衆トイレは閉鎖。レストハウスは開いていたが、停電のため料理はできず、みやげ物やお菓子類のみ販売していた。
9時40分に硫黄山を出発。

途中の道路は信号も点いていない。
10時に川湯温泉駅に到着した。


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