さいきの駅舎訪問・廃止路線の駅舎

岩 泉 線(茂 市−岩 泉)その2

−押 角−岩手大川−浅 内−二升石−岩 泉

(平成26(2014)年4月1日 廃止)

※所在地は廃止時のものです


押 角 駅(岩手県宮古市)

岩泉線 押角駅 

▲全国でもトップクラスの秘境駅。木製のホームがあるだけの駅で待合室もありませんでした。
短いホームになぜか駅名標が2基も立っています。完全に山の中でホームに降り立ってもすぐには出口がわからないほど。
岩泉方に進んでいくと、数段の階段状のはしごがあり、それを降りると小川をわたる小さな橋があります。それを渡って少し進むと国道に出ることができました。国道といっても車がすれちがうのも困難なほどの狭い道です。(1997.8撮影)

 

岩泉線 押角駅 岩泉線 押角駅

▲かつてはスイッチバックの駅で、岩泉方に名残りの側線がありました。かつての押角駅はこの先にありました。
昭和19(1944)年7月に貨物駅として開業、昭和22(1947)年11月に旅客扱いが開始されました。
昭和47(1972)年2月6日に浅内−岩泉間が延長開業し、小本線から岩泉線に線名が改称されたと同時に押角駅は無人化されていますので、その時に、ホームが移転・スイッチバックが廃止されたと思われます。
旧所在地は下閉伊郡新里村。平成17(2005)年6月宮古市と合併しました。(1997.8撮影)

岩泉線 押角駅旧駅舎

スイッチバック当時の駅舎。(一部推測)
右側が旅客用入口、左側が事務室入口。

岩泉線 押角駅 スイッチバック当時の配線略図

スイッチバック当時の配線略図。


岩手大川駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 岩手大川駅 

岩泉線 岩手大川駅 岩泉線 岩手大川駅

▲ホーム上に待合室があるだけの駅でした。開業時は駅舎がありましたが撤去されており、基礎の跡が残っていました。昭和32(1957)年5月開業。(1997.8撮影)

岩泉線 岩手大川駅旧駅舎

旧駅舎。昭和32(1957)年5月開業時のもので、浅内駅舎を左右反転し、少し小振りにしたような駅舎でした。無人化された昭和47(1972)年2月以降に撤去されたと思われます。

浅 内 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 浅内駅

岩泉線 浅内駅 岩泉線 浅内駅

▲昭和31(1956)年建築の地平駅舎(駅の開業は昭和32年5月)。駅前も広く、待合室も他の駅に比べてかなり広かったです。以前は木材などを搬出する貨物駅として側線もありました。駅舎とホームに距離あるのはその名残です。
昭和47(1972)年2月までは終着駅で、岩泉方面のバスへの乗り継ぎ客でにぎわったということです。(1997.8撮影)

二 升 石 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 二升石駅

岩泉線 二升石駅 岩泉線 二升石駅

▲昭和47(1972)年2月開業。新しいきれいな待合室がありました。ホームは斜面を登った築堤上にあり、待合室とは離れていました。付近は民家が多いです。(1997.8撮影)


岩 泉 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 岩泉駅

岩泉線 岩泉駅 岩泉線 岩泉駅

▲岩泉線の終点。昭和47(1972)年2月開業。地元負担で造ったたいへん立派な駅舎でした。駅舎内には雑貨屋がありした。(1990.1撮影)

その1  茂 市−岩手刈屋−中 里−岩手和井内−宇津野−

その2 −押 角−岩手大川−浅 内−二升石−岩 泉  


廃止路線の駅舎へもどる   トップへもどる