さいきの駅舎訪問・廃止路線の駅舎

岩 泉 線(茂 市−岩 泉)その2

−宇津野−岩手大川−浅 内−二升石−岩 泉

(平成26(2014)年4月1日 廃止)

※所在地は廃止時のものです


宇 津 野 駅(岩手県下閉伊郡大川村)1957年5月16日廃止

岩泉線 宇津野駅跡

▲昭和22(1947)年11月25日、小本線は押角から1駅、この宇津野まで延長開業しました。
昭和32(1957)年5月16日に浅内に線路が延びるまでの約10年間、ここが終着駅でしたが、浅内駅開業と同日に廃止されています。

 営業キロは押角駅から4.5キロ、岩手大川駅まで5.0キロ。そこから判断して、押角トンネルを出た付近に駅があったと考え、そのあたりを探してみました。すると写真のような比較的広い平地がありました。(1997.8撮影)

 

岩泉線 宇津野駅跡 岩泉線 宇津野駅

▲国道から駅跡への入口。(1997.8撮影)

 

岩泉線 宇津野駅跡

 

▲駅跡だと思われる場所の線路。 前方が押角方面、押角トンネル出口。ホームの跡等は判りませんでした。(1997.8撮影)


岩泉線 宇津野駅旧駅舎 岩泉線 宇津野駅構内配線図

現役当時の推測図(昭和40年ごろ?)『ローカル鉄道の旅』(竹重達人著・産業能率短期大学出版部刊・1972年)掲載写真より
同書によれば昭和32年の廃止後もしばらくは駅舎・ホームは残っていて、おばあさんが1人乗り降りしていたそうで、時刻表に載っていないのに列車が停まるので「幽霊駅」と呼ばれていたそうです。


岩手大川駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 岩手大川駅 

岩泉線 岩手大川駅 岩泉線 岩手大川駅

▲ホーム上に待合室があるだけの駅でした。開業時は駅舎がありましたが撤去されており、基礎の跡が残っていました。昭和32(1957)年5月開業。(1997.8撮影)

岩泉線 岩手大川駅旧駅舎

旧駅舎。昭和32(1957)年5月開業時のもので、浅内駅舎を左右反転し、少し小振りにしたような駅舎でした。無人化された昭和47(1972)年2月以降に撤去されたと思われます。

浅 内 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 浅内駅

岩泉線 浅内駅 岩泉線 浅内駅

▲昭和31(1956)年建築の地平駅舎(駅の開業は昭和32年5月)。駅前も広く、待合室も他の駅に比べてかなり広かったです。以前は木材などを搬出する貨物駅として側線もありました。駅舎とホームに距離あるのはその名残です。
昭和47(1972)年2月までは終着駅で、岩泉方面のバスへの乗り継ぎ客でにぎわったということです。(1997.8撮影)

二 升 石 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 二升石駅

岩泉線 二升石駅 岩泉線 二升石駅

▲昭和47(1972)年2月開業。新しいきれいな待合室がありました。ホームは斜面を登った築堤上にあり、待合室とは離れていました。付近は民家が多いです。(1997.8撮影)


岩 泉 駅(岩手県下閉伊郡岩泉町)

岩泉線 岩泉駅

岩泉線 岩泉駅 岩泉線 岩泉駅

▲岩泉線の終点。昭和47(1972)年2月開業。地元負担で造ったたいへん立派な駅舎でした。駅舎内には雑貨屋がありした。(1990.1撮影)

その1  茂 市−岩手刈屋−中 里−岩手和井内−押 角−

その2 −宇津野−岩手大川−浅 内−二升石−岩 泉  


廃止路線の駅舎へもどる   トップへもどる