

美祢線 大嶺支線
南大嶺−大 嶺
(平成9(1997)年4月1日 廃止)
※所在地は撮影当時のものです
南 大 嶺 駅(山口県美祢市)

▲大嶺支線の起点駅。支線といっても美祢線本線よりもこの大嶺支線の方が先に開業しました。
駅舎に面した1番ホームから列車は発着していましたが、廃止後は一部が埋められそのホームは使用されていません。
(JR様式は1997.3、国鉄様式は1989.4撮影)
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美祢線・
南大嶺駅
大 嶺 駅(山口県美祢市)


▲廃止直前の大嶺駅。鉄道ファンが多く訪れていました。
大嶺炭田から産出される無煙炭を輸送するために明治38(1905)年に線路が敷設され開業した歴史ある駅でした。
軍艦の燃料として敵に発見されにくいという理由で、煙の出ない大嶺炭田の無煙炭が注目されたということです。
一時は多くの炭坑関係者が働き、美禰市の代表駅だったこともありますが、炭坑の閉山により利用客が減り、貨物輸送も廃止され、平成9(1997)年3月31日を最後に廃止されてしまいました。(1997.3撮影)

▲民営化まもないころ。(1989.4撮影)
▲廃止後の大嶺線。踏切りを示す標柱が立っていました。上が南大嶺方面、下が大嶺方面。
旧「広瀬第1踏切」では信号機がそっぽを向いて立っていました。(2003.11撮影)