


掛 川 駅(静岡県掛川市)


▲北口駅舎。平成26(2014)年1月改築。旧駅舎は昭和15(1940)年6月改築の木造駅舎で、新幹線駅開業時もあえて建て替えせずに残されました。
その後、耐震強度不足として改築される計画が発表されましたが、地元から木造駅舎を残す要望が出され、寄付金を募るなどの運動を実施。その結果、駅舎をいったん解体したのち、補強・耐震化され、外壁の板は旧駅舎のものを使用して、ほぼもとの形に復元されたのがこの駅舎です。
東海道線という近代路線の中で古い木造駅舎をウリにしている貴重な例です。掛川市の代表駅。(2014.10撮影)

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旧国鉄・二俣線から転換した
天竜浜名湖鉄道の
掛川駅。JR北口駅舎の大阪方にあります。
(2014.10撮影)

▲JR北口駅舎の内部。(2014.10撮影)

▲ホームは在来線2面3線+新幹線2面2線+天浜線1面2線。(2014.10撮影)


▲木造の在来線駅舎の反対側にある新幹線口ともいえる南口駅舎とその内部。。新幹線が停まるようになったのは昭和63(1988)年3月。(2014.10撮影)
改修前

▲改修前の北口駅舎。(1989.11撮影)

▲国鉄当時。ホームは島式2面4線で、駅舎より遠い方が1番線となっていて、二俣線のホームは駅舎にいちばん近い4番ホームでした。(1986.3撮影、二俣線の駅名標は1987.3撮影)