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宇部港(うべこう)駅。宇部線・居能駅から分岐する営業キロ2.2キロの支線の駅でした。
昭和4(1929)年5月に宇部電気鉄道の「沖ノ山旧鉱駅」という貨物駅として開業。昭和18(1943)年5月に国鉄「宇部港駅」となり旅客扱い開始。昭和24(1949)年3月に再び貨物駅となり現在に至っています。
国道沿いにあり、周辺は大型店舗などが建ち並び交通量も多くたいへんにぎやかでした。
駅舎は昭和44(1969)年3月改築。
宇部新川駅から600メートルほどなので徒歩での訪問が容易でした。
広大なヤードを持っていましたが、現在はその跡地は道路や商業施設となり、痕跡はほとんど残っていません。
(1999.12撮影)