畝 傍 駅(奈良県橿原市)
▲明治26(1893)年5月開業。駅舎は昭和15(1940)年の橿原神宮紀元2600年祭式典に、昭和天皇の橿原神宮への行幸に合わせて建築された時のものといわれています。
かつては橿原神宮参拝の下車駅としてにぎわったそうですが、近鉄線ができたためその地位を奪われました。現在では無人化され、列車到着時以外は人も少なくたいへん静かな駅となっています。
橿原市の代表駅で市役所も近いですが、500メートルほど離れた近鉄八木駅のほうがはるかに賑わっています。(2023.5撮影)
▲貴賓室。(2023.5撮影)
▲駅舎内。駅事務室側。(2023.5撮影)
▲駅舎内。待合スペース側。(2023.5撮影)
▲駅舎ホーム側。かつて天皇陛下が利用された駅だけあって、ホームへの階段の手すりに施された手の込んだ造りは見事です。(2023.5撮影)
▲ホームから見た駅舎。左:改札口、右:貴賓室。(2023.5撮影)
▲ホームはもと2面3線ですが、1線が廃止され、2面2線になっています。(2023.5撮影)