建 部 駅(岡山県岡山市)
▲明治33(1900)年4月開業時の駅舎。窓枠もアルミサッシではなく木のままという、純然たる木造駅舎です。
事務室が今でも利用され、窓口が現役であるという点でも貴重な駅舎です。
平成19(2007)年3月に国登録有形文化財に指定。しかし、外壁の傷みや雨漏りなど老朽化が激しかったため、
平成19(2007)年12月より修復工事が行われ、平成20(2008)年3月初旬に外壁の工事が完了しました。(2008.3.16撮影)
▲はがれかかっていた漆喰は塗り直され、修復されたことが分かりますが、
板壁は修復されたのかどうか分からないほど以前の造型を保っています。(2008.3.16撮影)
▲駅入口に掲げられていた手書きの駅名板は外されています。(2008.3.16撮影)
▲駅内部の窓口や手荷物台も以前の雰囲気を壊すことなく修復されています。(2008.3.16撮影)
「修復」と聞いて、イメージが変わってしまうのではないかと不安でしたが、実際に行ってみて、以前の雰囲気を保ったままのみごとな修復ぶりに感激しました。唯一、ピカピカの屋根瓦が違和感がありますが。
列車の時刻を調べずに訪問したため、次の列車まで1時間半もの時間が開いてしまい、撮影後タクシーで隣の金川駅まで向かったのですが、その運転手さんに建部駅についてお話を伺うことができました。
★外壁の修復作業は(3月16日の)1週間ほど前に終わった
★入口の駅名看板は以前のものを保管しており、もうすぐ掲げる
★駅名看板は昔、地元の書道の先生に書いてもらった
★セメント瓦を造っている業者がなかったので、このようなピカピカの瓦になった
入口の駅名看板が無くなっていたので、どうしたのかと思いましたが、再び掲げられるということで安心しました。駅名看板が掲げられた頃にまた訪問しようと思います。