島原船津(南島原)駅(島原鉄道)(長崎県島原市)
▲現駅舎。平成27(2015)年6月改築。歴史があり立派だった旧駅舎の雰囲気を出来る限り残したデザインにしたということです。
旧駅名は「南島原」でしたが、南島原市にある駅と間違われることがあったということで、令和元(2019)年10月に「島原船津」に改称しました。(2023.9撮影)
▲駅舎内。平成27(2015)年6月改築。歴史があり立派だった旧駅舎の雰囲気を出来る限り残したデザインにしたということです。(2023.9撮影)
▲ホームは2面3線。車庫がある運行上重要な駅です。(2023.9撮影)
旧駅舎
▲旧駅舎。大正2(1913)年9月開業時の駅舎でした。当時はここが終着駅で、港に近く海上輸送の接続点として重要な駅だったため、島原の玄関口としてふさわしいこのような立派な駅舎が造られました。
昭和34(1959)年に新しく島原外港が完成し、海との接点はそちらに移りました。
駅舎中央にある本来の駅入口だったと思われる大きな扉は閉ざされ、その隣の小さな扉が駅の入口になっていました。
老朽化とシロアリ被害が激しいため改築されることになり、平成27(2015)年2月に仮駅舎に移転しました。(2011.9撮影)
▲旧駅舎。駅舎内はレトロ感が漂い、ゴチャゴチャとした広告や貼り紙に私鉄らしさがよく出ていました。また、駅舎の一部には薬局が入店していました。(2011.9撮影)
▲旧駅名当時。(2011.9撮影)