片瀬江ノ島駅(小田急電鉄)(神奈川県藤沢市)
▲昭和4(1929)年4月開業。令和2(2020)年に開催される東京オリンピックのセーリング競技が江の島で行われることになったことから利用客増加に対応するため改築されることになり、令和2(2020)年7月末に現在の駅舎の工事が完了しました。
愛された旧駅舎のデザインを引き継いぎ竜宮城を模したデザインになっています。
「江ノ島」と名の付く3つの駅「
江ノ島」「
湘南江の島」「
片瀬江ノ島」のうち、江ノ島にいちばん近いのが当駅で、江ノ島の入口である弁天橋まで約500メートルです。
(2023.6撮影)
▲駅舎内にはクラゲ水槽や、竜宮城を思わせる意匠があちこちに施されています。(2023.6撮影)
▲ホームは2面3線。(2023.6撮影)
旧駅舎
▲旧駅舎。昭和4(1929)年4月の開業時に建てられたもので、海の有名観光地の最寄り駅のため竜宮城を模したといわれていますが、開業当時、近くに新路線が建設される計画があり、それが開業した場合、この駅舎は撤去しなければならなかったため、仮駅舎として建設されたといわれています。
しかし、新路線はさまざまな問題があり建設されないと見込んでいたため、実は本駅舎として建設したという説もあります。(2016.8撮影)