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函館線

張 碓 駅(北海道小樽市)


平成10(1998)年7月1日 休止、平成18(2006)年3月18日 廃止

張碓駅

張碓駅 張碓駅

▲明治38(1905)年10月開業。貨物も扱う一般駅でしたが、利用客の減少により平成2(1990)年より海水浴シーズンにのみ列車が停車する臨時駅になりました。
駅舎の背後はすぐ崖で、列車でしか行くことができないとされていましたが、海水浴にワゴン車で来ている人もいたので車で来れたようです。ただし、私有地を通るので許可が必要だったようです。(1997.7撮影)

 

張碓駅

▲晩年までホームはかさ上げされず、低いままでした。通過列車の頻度が高いにもかかわらず、跨線橋がないので線路横断は恐かったです。
下りホームは海水浴場に隣接していましたが、砂浜ではなく石がごろごろしていて、ここで泳ぎたいとは思いませんでした。
背後の崖には滝があり夏だったので水量が少なかったのですが、む冬に見ると壮観だろうなと感じました。(1997.7撮影)

 実は前年、列車停車期間外に銭函側から徒歩で行こうとしたのですが、途中、線路際を歩かなければならない場所があり、危険と判断して途中で断念しました。
翌年、列車停車期間中に岡山から1泊2日のスケジュールで列車での訪問を果たしましたが、その年を最後に列車が1本も停まらなくなってしまいました。
休止された理由は海水浴客が線路横断中に列車に跳ねられる事故が多発したからと聞いています。


 

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