


東 三 条 駅(新潟県三条市)


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現駅舎。昭和34(1959)年1月改築で、平成28(2016)年3月にリニューアルされました。入口上部の六角形は、三条凧合戦(さんじょういかがっせん)の六角凧をイメージしています。三条では「凧」のことを「イカ」と呼ぶそうです。
弥彦線の乗換駅。隣に市名と同じ
三条駅があるにもかかわらずこちらが三条市の代表駅です。
明治30(1897)年11月に「一ノ木戸」として開業、大正14(1925)年4月に燕からの路線が乗り入れ、大正15(1926)年8月に「東三条」に改称しています。昭和2(1927)年7月には
越後長沢への路線が開業し、鉄道の要衝となります。
こうした経緯からこちらが市の代表駅になったのでしょう。ただし、市役所の最寄駅は
北三条駅になります。
(2016.7撮影)

▲現駅舎。外観と同時に駅舎内もリニューアルされました。(2016.7撮影)

▲ホームは2面4線。
旧・弥彦線ホーム跡には南口が設置されています。南口には券売機と自動改札がありますが無人です。
(2015.8撮影、駅名標は2008.5撮影)

▲弥彦線ホーム。以前の弥彦線は東三条から越後長沢まで路線があり、北三条からの線路は信越線をアンダークロスして駅舎からいちばん遠いホームに発着していましたが、東三条−越後長沢間の廃止、そして東三条−北三条間の高架化によりホームが駅舎に近い北側に変更になりました。(2015.8撮影)
リニューアル前

▲リニューアル前。(2008.5撮影)


▲平成13年当時。(2001.5撮影)


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国鉄当時。
弥彦線は越後長沢へも線路がありました。
(1984.3撮影)