陸中松川駅(岩手県一関市)
▲現駅舎。平成22(2010)年3月改築。近くに宮沢賢治とも関わりの深い採石場があったことから、駅舎のコンセプトは「賢治童話の世界」と「砕石工場」だそうです。
隣に猊鼻渓駅ができるまではここが猊鼻渓観光の下車駅でした。駅の開業は大正14(1925)年7月。(2012.5撮影)
▲駅を俯瞰。かつて近くの工場からセメント輸送があったために貨物ホームやヤードの跡があり構内は広いです。
石造りの駅名板は旧駅舎から引き継がれたものです。(2012.5撮影)
▲駅からすぐのところに「石と賢治のミュージアム」があり、ナローゲージの敷かれた通路で結ばれています。
これは採石場から石灰を運び、陸中松川駅から出荷していたトロッコが復元されたものです。(2012.5撮影)
旧駅舎
▲旧駅舎。昭和33(1958)年3月改築のたいへん大きな駅舎でしたが、改築のため平成22(2010)年2月に解体されました。(2005.7撮影)
▲旧駅舎当時のホーム。(2005.7撮影)