富 山 口 駅（富山県富山市）

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▲大正13(1924)年7月に富岩鉄道の起点として開業。
昭和2(1927)年12月に富山駅へ接続されましたが、当初は貨物列車のみ乗り入れ、昭和3(1928)年7月にようやく旅客列車の乗り入れが開始されています。
片面ホームのみの無人駅で、富山駅からの距離はわずか700メートル。北陸線からさほど離れていませんでした。
北陸線の高架化工事にともない当駅も高架化が検討されましたが、費用の面で断念し、富山−富山口−下奥井間をLRTとして路線変更することになり、富山口駅は廃止されました。（2004.12撮影）

▲昭和62(1987)年5月に線路・ホームの移設が行われ、この形になりました。（1992.8撮影）

▲旧駅舎。もと富岩鉄道の始発駅だけあって立派な駅舎でした。（1986.5撮影）
晩年のホームは線路の北側にありましたが、この写真撮影当時はホーム・駅舎とも線路の南側にありました。